特徴

発達過程でことばが遅い、認知、概念形成に心配をもつお子さんにとって、開発された教育ソフトや音楽を使った発達課題は
とても受け入れやすく、子どもが容易に興味をもって行うことができるので、発達を促す ことができます。

  • 治療教育
  • ことばが遅いお子さん
  • 発達に心配を抱えるお子さん
  • 小児のうつを持つお子さん
  • 友達と遊べないお子さん
  • 知的障害
  • 自閉症
  • ダウン症
  • 学習障害
  • ADHD
  • アスペルガー症候群
  • 広汎性発達障害
  • 高機能自閉症
  • その他染色体に原因を
    もつ障害のあるお子さん

子どもには周りの音や行動に同調し引き込む同調現象があります。相手 の語りかけのリズムに同調して身体的行動や声を
まねする模倣相互作用があります。それらを引き出すために音や視覚などを使い臨床課題に取り入れています。

お友達と遊ぶことができない、人の言うことに従うことが難しい、などのお子さんは聴覚記憶、視覚記憶、などが弱いために人からの指示が聞 こえていても記憶に残らない。 そのために行動を変えることが難しい場合があります。それらの課題を行うことにより短期記憶を伸ばすことができ、人からの指示も聞き入れやすくなります。 また、幼児にとってメ ディアや音楽を使った体験型社会スキルトレーニングを受けることにより、対人との関係を応用行動療法の手法の中で学び少人数の集団セッションの中で自信をつけて自尊心を築くことができます。

こちらの療育では独自に開発したアプリケーションを使用し、またバソコンからもできる学習支援ソフトを使用しています。

Child Caring Association 楽しい療育アプリシリーズ

・すらすらことば

このアプリは、発語が遅いお子さん、まったく発語がないお子さん、構音障害を持つお子さん、失語症、言語に問題を持つ大人の方のために作りました。

「ことばの療法」の個人セッションで使用している、手法を選りすぐってまとめてあります。

「音と絵」により、文字に「感覚イメージ」を付与することで「ことば」をより記憶しやすくなります。「感覚イメージ」の音の部分を聞いただけで文字を連想し「ことば」が出やすくなります。

・ぐんぐんきおく

このアプリは、短期記憶を強化させる目的で制作されました。

何回も同じ事を言われてもことばが耳に入らず、行動が追順できないお子さん。 また集中力や注意力が持続しないお子さんは、聴覚記憶が弱い場合があります。 そこで音と映像により数の記憶を鮮明にすることで、短期記憶を強化します。

・どんどんはなそう

このアプリは、「すらすらことば」の次のステップとしての課題です。動詞を使った2語文、3語文、形容詞、名詞などの「ことば」の課題の練習として制作されました。

一般的に子どもが言葉を獲得するのは、母親の言葉を子どもが真似をする模倣相互作用によると言われています(小林登先生の「子ども学」より)。しかし、中にはなかなか真似を始めないお子さんもいます。そのような場合は、言葉のイントネーションに音程をつけて歌うようにすると真似がしやすくなることがあります。このアプリでは歌うように文字と文字を続けていますので、発語がしやすくなっています。

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